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べいべ陽だまりっ子 応援団まみぃ

ここは”大阪府堺市認可保育園 上野芝陽だまり保育園”を勝手に応援しているサイトです。


 

上野芝陽だまり保育園について

園の特徴

上野芝陽だまり保育園 特徴 (概要)
 
  • みんなでカンパを集めて出来た保育園です。(詳しくは 後述の詳細 を参照。)
  • 「食べる」ということを大事にしているので、厨房が建物の真ん中にあります。
  • 食・住を別の部屋で、ということで2歳以上は食堂で食事をします。
  • 子供の体を考えて床暖房にしています。
  • 地域の子育てセンターとしての役割を果たすため、地域の親子や老人達と交流を図ります。
上野芝陽だまり保育園 特徴 (詳細:上野芝陽だまり保育園保護者会 大地の木通信 2004/04/01 第1号 入園おめでとう号 より)
  1. 共同保育所が発展して出来た。

    時をさかのぼる事四十年、1960年代の話です。
     当時、女性が働くことは今日とは違い、大変な抵抗・苦労がありました。
    しかし、「社会で自分の能力を試してみたい」と考える女性や、色々な事情で働かざるをえない女性が当時も沢山いました。
    また、女性が働くことを特別と考えず、共働きして行こうと考えるお父さん達もいました。
    しかし、小学校の給食すら無い時代です。小さな子供を預かってくれる施設など殆どありませんでした。
    そこで、働くお母さん・お父さんが自分達で自分達の子供を預ける施設を作ろう、と始まったのが「共同保育所」なのです。
    また、その中で「子供を健やかに育てるためには」「どんな保育を目指せばいいのか」と保育の質・自分達の子育てにも目を向けていきました。

     と同時に、社会的にもニーズをアピールして国や府・市にも働きかけました。
    その結果、行政(市や町や村など)も徐々に保育所を設置するようになってきました。
     しかし、特に乳児の分野では定員枠が少なく、年度途中(0歳児って当然年度の途中からしか入れませんね。)からの入所が極めて難しい状況が、長年に渡り続いています。(これは陽だまりの入園希望者の人数をみても良くわかります。)

     その年度途中からの0〜2歳を、公立・民間の「認可保育園」(いわゆる福祉事務所を通じて「措置」される保育所)に入れるようになるまで補う役割を果たしてきたのが共同保育所なのです。
    つまり、本来は市や町がしなければならない仕事を、安い給料で頑張ってくれる先生、その先生の給料を作るためにバザーや物品販売に走り回る父母、が請け負ってきた。それが、共同保育所なのです。
    誰かが「困っている人を助けてやろう」として作った保育所でもない、誰かが「儲けよう」として作った保育所でもない、自分達の子供のために親自らが作った保育所なのです。

     当初は「保育所を作る」ということが目的だったのですが、それが達成されると、保育の質についても、熱心に研究・努力をするようになり、保育内容・給食内容共に早くから高い水準を誇ってきました。(アトピー対応などにも随分早くから取り組んでいました。)
    その結果、日本の保育会に大きな影響を与えてきた、という歴史もあるのです。

  2. 「保育の質が高い」
    単なる「子供預かり施設」ではなく、子供の「発達」「成長」を見通した保育を目指している。


    陽だまりに入園して驚くのは「行事の多さ」と「園児への要求の高さ」です。
    遠足、と言えば"たいよう組"や"そら組"は金剛山へ行きます。夏のキャンプもお泊りで行きます。
    "たいよう組"は「雪山合宿」にも取り組みます。
    夏のプールは外の私設の大きなプールへ行って泳ぎの練習をします。
    秋になれば、「虫」を求めて電車に乗って「はらっぱ」へ出かけます。
    [ む〜ちゃん補足 ]
    小耳に挟んだ所、電車で行く「はらっぱ」は千里中央にあるそうです(^^;
    上野芝陽だまり保育園からだとJR阪和線で上野芝駅から天王寺へ行き、市営地下鉄御堂筋線に乗り換えて千里中央まで行くものと思われます。
    う〜ん、子供達も大変ですが、引率の先生方も大変ですね(^^;

     また、4歳の誕生プレゼントは「包丁」です。
    "たいよう組"の締めくくり、生活発表会では、子供達がずらっと並んで大根の薄切りを披露してくれます。
    園の畑で自分達が作った作物を自分達で収穫し、それを使ってカレーを作って(ほんとに子供達が主体になって作ります。)食べる事など、ごく日常茶飯の事なのです。
    ジャムや漬物なども気軽に作って昼ご飯に食べています。

     体だけではありません。言葉の獲とく、絵画・ダンスによる感情表現、時間の理解、数の概念、などなど、表面的な「早期教育」ではなく、「人間の発達にとって必要な能力」という考えで指導されています。
    たくさんの「良いもの」「ほんもlの」に触れて、感じて、考えて、表現して、という豊かな内面の経験を重視されています。

     時には親への要求も高かったりして、「むっ」とすることもあるのですが、そういう時は「何故先生はそのようにして欲しいと考えておられるのか」という事を是非尋ねて頂き、先生の意図をその場で了解しておくことが大切だと思います。

  3. 周りの支えてくれる方々からの借金がある

    法律改訂など、様々に環境が激変する中で、堺にある4つの共同保育園(こうま、つくの、あおぞら、ありんこ)が、合流して一つの保育所を立ち上げることになりました。3年前のことです。
    そして、作るための資金を、これまでの卒園者など様々な方から貸して頂き、開園に漕ぎ着けることが出来ました。
    返済すべきお金は、1億6千万円に上ります。
    その事業を進めるためにも「陽だまり保育園を作り育てる会」という会があり、活動しています。
    保護者会もこの会の構成メンバーとして参加しています。
    バザー、カンパ、出資金、などなど様々な協力の仕方があります。
    多くの方がこの会にご入会いただき、園の返済計画を支えていただきたいと考えています。